当協議会は、放射性同位元素等を取扱う皆様の認識を高め、安全管理を徹底し、放射線障害の発生を未然に防止するよう適切な対策の検討・推進をしていくことを目的に、関係機関が集まり、協力して自主的に活動する機関として昭和49年に設立され研修会等の諸活動を実施しております。
本研修会はその一環として、(公財)原子力安全技術センターとの共催並びに(公社)日本アイソトープ協会及び医療放射線防護連絡協議会の協賛により開催しました。
今回の研修会では、原子力規制庁の担当官から午前中の拡大講演として、「放射線障害防止法関係の最近の動向」及び「最近の放射線安全行政の動向について」の講演が、午後からは「放射線安全に係る最近の動向」〜PETサイクロトロンの放射化〜と題して、重イオン加速器を運用する安全管理者の立場からの講演が、次に放射線影響と防護の専門家から「放射線被ばくとリスクコミュニケーション」について貴重な講演をいただきました。
最後に苛酷な宇宙放射線環境の中で長期滞在する「国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士の放射線被ばく管理について」と題しての特別講演があり、有意義な研修会として多くの方々に満足いただく事が出来ました。 受講者は276名で実施いたしました。
平成29年度(秋期)放射線安全管理研修会開催要領
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