B2.3火災発生による汚染空気の吸入摂取による内部被ばく
[参考:D.W.Buckley,et al;NUREG/CR-1775(1980)]
卸商の倉庫又は小売業者の保管部屋で火災が発生し、卸商又は小売業者の従業員が待避するまでに気体状トリチウムを吸入績取し、また、消防士が消火活動・現場検証時に気体状トリチウムを吸入摂取するとして線量を評価する。
<計算条件> |
| @ |
火災により影響を受けた時計の放射能は全量放出されるとする。 |
| A |
トリチウムの化学形はトリチウム水(HTO) |
| B |
倉庫又は保管部屋に存在する発光時計は、卸商10,000個、小売業者20個とする。 |
| C |
従業員が待避するまでに火災により影響を受ける個数を、卸売商は10個、小売業者は2個とする。 |
| D |
消防士が作業をしている時点で、卸商:1,000個、小売業者:20個が火災による影響を受けているとする。 |
| E |
部屋の大きさは、卸商:300m3、小売業者:20m3とする。 |
| F |
従業員が待避するまでに換気による濃度の減衰はないとする。 |
| G |
呼吸率は1.2m/h |
| H |
預託実効線量当量への換算係数は1.7×10-11(Sv/Bq) |
| I |
皮膚からの吸収を考慮して上記の係数を1.5倍する。 |
| J |
吸入時間は、卸商又は小売業者の従業員が待避するまでの時間:0.25h、消防士の消火活動等:8hとする。消防士については防護具の着用による補正係数0.1及び作業中の濃度減衰を考慮する補正係数0.01(計0.001)を適用する。 |
<結果> |