当協議会は、放射性同位元素等を取扱う皆様の認識を高め、安全管理を徹底し、放射線障害の発生を未然に防止するよう適切な対策の検討・推進をしていくことを目的に、関係機関が集まり、相互協力のもと自主的に活動する機関として昭和49年に設立され研修会等の諸活動を実施しております。
本研修会はその活動の一環として、(公財)原子力安全技術センターとの共催並びに(公社)日本アイソトープ協会及び医療放射線防護連絡協議会の協賛により開催しました。
今回の研修会では、原子力規制庁担当官から 「放射線障害防止法関係の最近の動向」〜第一部(安全水準の向上)、第二部(法令改正の検討状況)〜と題しての拡大講演が、また午後からは引き続き「法令改正に向けてRI事業者がなすべきこと」〜RI事業者実態調査から見えてきたもの〜と題してRI事業者の立場からの講演を、また、看護職が備えるべき放射線被ばく、放射線影響・リスクに関する知識・技術について 「看護職に対する放射線教育」と題して放射線防護の専門家から講演がありました。また特別講演として「がん放射線治療に新たな地平を拓く中性子捕捉療法(BNCT)」と題して専門家から大変興味のある講演をいただき総体的に有意義な研修会として多くの方々に満足いただく事が出来ました。
受講者は東京、大阪合わせ292名を記録し、昨年9月に実施した秋期研修会180名を合わせ、平成28年度は472名の受講者をお迎えする事が出来ました。
平成28年度(春期)放射線安全管理研修会開催要領 |
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 東京会場 |
 大阪会場 |
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