(1)放射線安全管理研修会
研修会は、昭和49年に設立された放射線障害防止中央協議会(放中協)の設立趣旨に基づき、放射性同位元素等の安全管理に係る情報等の提供のため、春期と秋期の年2回、開催した。「会場集合」と「オンライン配信」のハイブリッド形式を継続し、「会場集合」は参加者の人数制限を設けた。(参考資料4「放射線管理研修会実績推移」)
令和5年度(秋期)研修会は、令和5年9月29日(金)、(公財)原子力安全技術センターの共催、及び(公社)日本アイソトープ協会、医療放射線防護連絡協議会、(公社)日本診療放射線技師会、(一社)日本画像医療システム工業会等の8団体との協賛により開催した。
また、令和5年度(春期)研修会は、令和6年2月29日(木)、(公財)原子力安全技術センターの共催、及び(公社)日本アイソトープ協会等の従来の団体に、大学等放射線施設協議会、(一財)電子科学研究所を加えた10団体との協賛により開催した。
ハイブリッド方式で開催し、参加者は秋期205名、春期162名の合計367名と、協賛団体が増加したにもかかわらず、前年度と比較し大きく減少した。これは、測定における信頼性の確保等の法令改正が終了し、放射線安全に係る大きな状況の変化がなかったためと思われる。参加者の減少により収入が大きく減少した。開催方法等の抜本的な対策が必要となってきている。