放射線安全管理研修会

平成22年度(春期)放射線安全管理研修会
 
 

 近年、放射性同位元素や放射線発生装置の利用は医療、工業、農業、各種試験研究などの広範囲な分野にわたり、その利用形態も年々多様化し産業経済の発展及び国民福祉の向上に貢献していることは誠にご同慶の至りです。

 当協議会は、放射性同位元素等を取扱う者の認識を高め、安全管理を徹底し、放射線障害の発生を未然に防止するよう適切な対策の検討・推進をしていくことを目的に、関係機関が集まり、協力して自主的に活動する機関として昭和49年に設立されました。今回の研修会はその一環として(財)原子力安全技術センターの共催並びに(社)日本アイソトープ協会及び医療放射線防護連絡協議会の協賛により毎年開催しているものです。
 今回の研修会では、放射線安全管理の実務者にとって必須となる内容として、放射線安全行政の動向や医療施設における放射線管理に関する講演に加え、放射線管理者が日頃困ったことや不安に思ったこと等に関する事例解説に関する講演が行われました。さらに最近のトピックスとして、医療分野から患者への負担が少ない治療法である「RI内用治療の現状と将来」及び113番目の元素の発見に成功し注目を集めたRIビームファクトリーに関連して「加速器科学の発展」と題して講演が行われました。
 2会場併せて計221名の受講者を迎え、興味深い講演と質疑応答により有意義な研修会として多くの方々に満足いただく事ができました。

平成22年度(春期)放射線安全管理研修会開催要領

大阪会場                          東京会場
 
 
平成22年度(秋期)の実績
平成21年度(春期)の実績
平成21年度(秋期)の実績


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