放射線安全管理研修会

平成25年度(春期)放射線安全管理研修会
 
 

 当協議会は、放射性同位元素等を取扱う関係者の認識を高め、安全管理を徹底し、放射線障害の発生を未然に防止するよう適切な対策の検討・推進をしていくことを目的に、関係機関が集まり、相互協力のもと自主的に活動する機関として昭和49年に設立され、研修会等の諸活動を実施しております。
 本研修会はその一環として、(公財)原子力安全技術センターとの共催並びに(公社)日本アイソトープ協会及び医療放射線防護連絡協議会の協賛により開催するものです。
 今回の研修会では、「放射線障害防止法関係の最近の動向」と題して原子力規制庁担当官から講演を頂くとともに、日本の医療被ばくが欧米諸外国に比して高い実情を鑑み、「我が国における医療被ばくの現状」を医療被ばく研究推進の専門家からの講演とともに、医療の現場にて、患者個人の被ばく線量を記録するレントゲン手帳を導入するなど医療被ばくの最適化に向けた取り組みについて専門家からの講演が行われました。
 また、特別講演として様々な放射線作業者の被ばく線量把握への制度化提言として「放射線作業者の被ばく管理の一元化」について専門家からの講演が行われました。 
  さらに、東京会場では、環境発がんの病理学専門医で、がん哲学外来の創始者から“今、時代は「先楽後憂」から「先憂後楽」へ”と題しての講演を、大阪会場では「食の安全」第二弾として「原発事故の教訓から学ぶ科学者の役割」と題しての講演が行われました。 
 2会場併せて計204名の受講者を迎え、興味深い講演と質疑応答により有意義な研修会として多くの方々に満足いただく事ができました。

平成25年度(春期)放射線安全管理研修会開催要領
東京会場の風景
大阪会場の風景

 
 
平成25年度(秋期)の実績
平成24年度(秋期)の実績
平成23年度(春期)の実績
平成23年度(秋期)の実績
平成22年度(春期)の実績
平成22年度(秋期)の実績
平成21年度(春期)の実績
平成21年度(秋期)の実績


Back